
今週は、好評シリーズ 「○○のツボとコツがゼッタイにわかる」 の中から 「
Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本」をご紹介します。
本シリーズを書店でお探しいただく際の目印は、表紙デザインに使われている カエル です。
書店に立ち寄られた際には探してみてください。
▼表紙のカエル
さてExcel VBAとは、どのように便利なものなのでしょうか?
それを知っていただくため、本書12~13ページより「マクロとは」 「VBAとは」を読んでみましょう。
マクロとは
これからみなさんと一緒にVBAのプログラミングを学習していきますが、まず最初に「マクロ」と「VBA」の関係について学びましょう。
みなさんはExcelの機能の1つである「マクロ」をご存じでしょうか? 「名前だけ聞いたことがある」という読者の方もいれば、「ちょっとだけ使った経験がある」という読者の方もいるでしょう。まずは改めてここで、マクロという機能を解説します。
マクロとは、ユーザーがExcel上で行った操作を丸ごと記録しておき、後からいつでも自動的に実行できる機能です。Excelのリボン(Excel2007)またはメニュー(Excel2003以前)の中に、「新しいマクロの記録」などマクロ関連のコマンドを見たことがある読者の方も多いかと思います。そして、マクロは単一の操作のみならず、複数の操作もまとめて記録・実行できます。普段みなさんが手作業で行っている作業を肩代わりしてくれる便利な機能です。
たとえば、ある表を並べ替えして、ピボットテーブルを作成する、という操作を複数のワークシートで行わなければならないとします。マクロを使わないと、これらの操作を手作業ですべてのワークシートに対していちいち実施しなければなりません。それはもう膨大な手間がかかってしまうでしょう。
一方、マクロを利用すると、必要な操作を1つのワークシートに対して一度だけ実行して、その操作をマクロとして記録しておけば、残りのワークシートに対してはそのマクロを実行するだけで済みます。
このようにマクロを有効活用すれば、作業を大幅に効率化できるのです(図1)。
VBAとは
先ほど、「マクロはユーザーがExcel上で行った操作を丸ごと記録する」と説明しましたが、具体的にはどのようなかたちで操作が記録されるのでしょうか? 初心者には少々イメージしづらいのですが、実は、ワークシート上で行われた1つ1つの操作が、それぞれ"命令文"として"マクロ用の記録スペース"に記述されるというかたちで記録するのです。
たとえば、「A1セルの塗りつぶしの色を赤色で塗りつぶす」という操作をマクロとして記録した場合、マクロの中身は「A1セルを赤色で塗りつぶす」という命令文が記述されることになります。複数の操作を記録するマクロなら、操作の数に応じて複数の命令文が記述されます。
そして、マクロとして記録した操作を実行する際は、マクロ用の記録スペースに記述された命令文を呼び出し、その内容にしたがってExcelが操作を自動で実行してくれるのです(図2)。
マクロが記録される際、命令文はあるルールに則った書式にて、テキストで記述されます。この命令文を記述するためのプログラミング言語が「VBA」(Visual Basic for Applications)です。
このVBAは、ユーザーの操作を丸ごと記録するだけでなく、ユーザー自身が命令文を編集することができます。言い換えれば、ユーザーが命令文であるVBAを記述することで、Excelの操作を自在に再現できるのです。このように、VBAに則って命令文を記述し、Excelを操ることが、本書で学ぶVBAのプログラミングになります。
「
Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本」12~13ページより抜粋
つまり、同じような作業を繰り返す場合マクロを使うと便利です。そして、マクロはExcel VBAにしたがって動作します。
マクロの記録機能もありますが、少し複雑な処理を行いたい場合はそれでは機能が足りません。そこで、Excel VBAを自分で記述するテクニックがあると、複雑なルーチンワークも自動化することができるようになります。
また、本書の特徴として、プログラミング経験のまったくない人でもわかりやすくするため、入門レベルの知識をさらに絞り込んで解説し、その範囲でできるシンプルなアプリケーションを作成することで、Excel VBAを実感できる構成になっています。
オブジェクト、変数、文法など、それぞれ必要な知識ではありますが、オブジェクトを基礎から応用まで学ぶ → 変数を基礎から応用まで学ぶ → ループを基礎から応用まで学ぶ とカテゴリを縦割りにした学習方法では、超初心者には荷が重く、学習意欲がそがれてしまいます。
そこで、それぞれのカテゴリをまず基礎レベルでのみ学び、その後ミドルレベルへとレベルアップしつつ学習を進めます。
そのため 「Ecvel VBAを学びたいのに、参考書が途中でイヤになってしまって最後まで読めない」、「入門書が難しすぎてわからない」、そんな経験のある人にもおすすめです。
書店にて、このカエルのイラストを見かけましたら、是非お手にとってご参照ください。
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