ドラッカーとはどういう人なのか、どういうタイトルの本を読めばいいのか、調べました。
1.ドラッカーとはどういう人なのか?
ピーター・ドラッカーは1909年にオーストリアで生まれ、社会派の新聞記者として活躍しましたが、投資銀行勤務などを経て、アメリカ政府の特別顧問に就任。ニューヨーク大学で教鞭をとりつつ「現代の経営」という本を書き上げます。
この功績によりドラッカーは「現代経営学(マネジメント)の発明者」「経営学の神様」といわれるようになりました。
その後、ドラッカーは経営学の集大成として「マネジメント」という本を1974年に発表。その後も様々な著作を発表し、2005年に惜しまれながら他界しています。
そもそも社会学者だったドラッカーが、マネジメントに興味を持ったのは、大企業ゼネラル・モーターズの幹部から、自社の経営方針と組織構造の研究を依頼されたことが発端でした。
ドラッカーはゼネラル・モーターズの経営者や労働者に、社会学者として1年半にわたる徹底的なインタビューを行い、彼らが抱える問題点を次々に明らかにしていきます。
そして彼は、企業においてなぜ問題が発生するのか、どうやったら解決できるのか、理想の組織とはどんな組織なのかを分析し、経営学としてまとめました。
2.どういうタイトルの本を読めばいいのか
そこで、時間のない人のために、図解で短くまとめたのがこちらの本です。
エッセンシャル版を読む前か、読んだあとにさっと読んでおくと、より頭のなかに入りやすくなります。
3.どういう人がマネジメントを読めばいいのか
日本人はマネージャーというと経営クラスを連想しますが「マネジメント」は、仕事のすすめかたや部下との人間関係の築きあげかたの原理を説いているので、経営者や部長クラスはもちろん、もっと下のミドルマネージャー、つまり課長、係長、リーダーなど部下をもつすべての人も読むべき本です。
また、「会社とはどうあるべきものなのか」「社会人はどうあるべきものなのか」という社会人の心構えのような話もあるので、部下のいない普通のサラリーマンや就職活動中の学生が読んでもタメになります。
これも書店さんから聞いた話ですが、「マネジメント」を新入社員の研修テキストとして採用している企業も多いそうです。
次回は、普通のサラリーマン向けにドラッカーの書いた自己実現論について紹介します。