え~っと、経営学ってこんなに軽いノリだったっけ?
しかもこの本、ものすごい勢いで売れています。
アマゾンで検索すると、ビジネス書なのにマンガや小説を押しのけて、和書全体のベスト10に入っています(2010年5月末現在)。すごいよね。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は、万年弱小野球部の女子マネが、ビジネス書を片手に、弱気な監督や練習にでてこない選手の尻を叩いて野球部を建て直し、ついには甲子園を目指すというあらすじです。
読んでみて感心したのが、ビジネス書的な成功体験やハウツーを織り交ぜながら、ちゃんとした起承転結のドラマをつくり、感動できる小説にしているところです。
書店の人に聞いてみると、お堅いイメージのビジネス書ではなく、今風なライトノベルっぽい装丁で出版したため、普段はビジネス書を読まない人も手にとり、大ベストセラーになったのではないかということでした。
たしかにこれはビジネス書には見えない。ぜんぜん見えない。
この本の成功に味を占めたのか、萌え本っぽい表紙のビジネス書が何冊かでています。
たしかに装丁が変わると、読みやすそうな雰囲気になりますね。
ところで、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のなかで、女子マネージャーがネタ本にしていたドラッカーの経営学の本ですが、調べてみると関連書がものすごくたくさん出ています。
第2回「ドラッカーとはどういう人なのか、どういうタイトルの本を読めばいいのか」へ続く